相続税を軽減するために今すぐ出来ること

2020年5月15日

相続税と聞くとまだまだ先のこと、大阪の家族葬ホールを下調べする方が先と思う方が多いかもしれません。ですが、その時は突然やってくるかも知れません。親の資産が莫大で相続税の金額の想像がつかない人、相続税を少しでも減額したい人は、この記事を読んで一刻も早く相続税対策をすることをお勧めします。

相続税とは、両親など近親者が亡くなった際その資産を相続するときに生じる税金です。その金額は例えば相続する資産が1億円で、配偶者と子ども2人のごく一般的な家庭であった場合は合計で630万円です。亡くなった人の資産が多ければ多いほど、法定相続人(資産を相続する権利がある人)が少なければ少ないほど、相続税の金額は上がっていきます。

では、相続税の金額を下げるために今すぐできる対策はないのでしょうか?
答えはあります。それは、資産を持つ人が生きているときに法定相続人となる人々に財産を贈与しておくことです。

そしたら贈与税がかかるので?と思う方もいると思います。実は贈与税には控除の額が決まっており年間110万円までなら税金がかからないのです。この制度を利用して生前から毎年贈与を行っておけば、いざ相続の際の税金をさげることができます。

ただし、この贈与税の控除は資産を持っている人が贈与した3年以内に亡くなってしまうと贈与した金額も相続したとみなされ、相続税の対象になってしまいます。このあたりが法律のややこしいところですが、とにかく

「贈与は年間110万円までなら税金がかからない」
「贈与後3年以内に死亡してしまった場合、その贈与は相続とみなされ課税される」

という2点がわかっていただければ大丈夫です。
つまり、相続税を軽減するためには、相続する側が死亡する4年以上前までに、毎年110万ずつ法定相続人に資産を贈与しておけばいい、ということになります。

人生いつ何が起こるかわかりません。
この記事を読んだあなたは今すぐに行動を開始することをお勧めします。

Posted by souzoku20